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「その名を呼んでいいのはアタシだけ」





スポンサーサイトが出てしまったので、ちょっとごまかしの為に更新;
と言っても、かなーり短いリハビリ短文なわけですが。
とりあえず、自分に喝を入れる為に今後の予定をきっちりと。




とーまのお話完結



娘主役新連載&お見合い話を交互に更新





連載は、来年の夏までに完結できたらいいな…←
では、追記からどうぞです。今回はうちのヒゲとセミロンのお話。







 ―― その名前を呼んでいいのは、私だけよ。





子どもの頃から、私は我侭姫と呼ばれていた。

親や知人の前では、あとで何かしら因縁つけられるのも嫌だったから

とにかく媚売って”イイコ”を演じていたけど、アイツの前では我侭ばかり言っていたから。

アイツの体調が悪かろうが、都合が悪かろうが関係なしに

私の思い通りしたいが為だけに、あいつを振り回していた。

小腹がすけばお菓子をねだり、足が疲れたと言えばおんぶをさせ、

喉が渇けば近くの自販機に買いに行かせる。まさに女王様と下僕のような関係。

(流石に、勉学に関してはバレる可能性が大きかったから、自分でやったけど)

それ故、よくあいつを好いていた子に恨まれていたけど気にも止めなかった。

だって、あいつは私の命令を嫌がる様子もなかったんだもの。

あいつは私の下僕なんだから、当然でしょ。なんて、

そんな強気な事を考えながら生きていたから、尚更我侭姫なんて呼ばれたのかしらね。

あいつが反論する事なんて、滅多にないんだから。

あいつが誰と付き合おうが関係はなかったけど、私以外に誰かを一番に思うのだけは許せなかった。

それこそ本当の”我侭”なのか”束縛”なのか。私にはよく分からなかったけど。

あいつの事が好きな人が現れた。と言うだけで、私の我侭は増えていくばかり。

それこそ、その子に近づけさせない為に掃除当番をさぼって!とか言ってね。

無理やり他の男子に押し付けて、あいつを連れて町に遊びに行ったりもした。

その時に限って、あいつの好きな子とあいつが二人きりになろうとしていたから。

だからこそ、私は我侭と呼ばれていた。それと同時に当時の私はわかっていなかった。

それは、ただの嫉妬だけではないと言う事に。




誰を好こうが構わなかったけど、あいつに関する事で1つだけどうしても許せない事があった。

それは、あいつの下の名前を誰かが呼ぶ事。

まだ苗字ならともかく、家族以外の誰かがあいつの下の名前を呼ぶだけでも腹が立った。

計算高い女とかが近づいた時、よく冗談で下の名前を呼ぶ時がある。

私はそれが許せなくて、下手すれば一日中機嫌が悪い時もあった。

何故かは知らない、だけどそれがどうしても許せなくて。

流石にイジメなんてする柄でもなかったから、表面上では気にしないフリをしていたけど。

たまに、私の方を身ながら呼ぶもんだから、ついキレてしまった事もあった。

本人の前、ではないけど。あいつに向かって、だけど。





その時の我侭っぷりは酷くて、ついにどうしてそこまで。と言われてしまった。

その時の私は本当に機嫌が悪く、気づいてないらしいあいつはきょとんとするもんだから

持っていたアルミ缶を軽くへこませて、叫んだわね。この鈍感!!って。

飲みかけのジュースを思いっきり投げつけもした。その瞬間彼の顔にジュースがかかる。

私の叫びには慣れているのか、あいつは大きくため息をつきながらも

だったら、お前はどうしたいんだよ。と顔を拭きながら言う。その顔は怒るというより呆れている。

命令なら聞くぞ。そんな態勢を取っている。それが分かるや否や私は叫んだ。




 「二度と、私以外に下の名前を呼ばせないで!!」




今思えば、馬鹿な我侭。気づかなかった私も私だけど。

だけど、あいつも素直すぎる。分かった。と一言言って了承しちゃうんだもの。

お前の頼みならしかたねぇな。そんな感じで苦笑しながら。

その時の私は、それだけで満足したらしく絶対よ!なんて言って

ジュースをかけた事も謝らずに、先に教室に戻っちゃったっけ。

上機嫌に鼻歌なんて歌いながらね、ホント馬鹿みたい。

その後、あいつがどんな反応をしたかなんて知らない。教えてもくれないもの。

私は本当に我侭だったから、あいつが言う事聞いてくれただけでも嬉しかったみたい。

あいつなら、絶対言う事を聞いてくれる。そんな絶対的な自信があったから。




それもあってか、今でもあいつは私や家族以外に下の名前を呼ばせてはいない。

あの後も、下の名前をわざと呼んでいた女の子に冷たくしていたし。

知り合いでもないんだし、下の名前を呼ぶのを止めてくれないか。なんて言ってね。

当然、その子は私を責めたらしいんだけど。あいつったらそれを怒って

私を酷く言うなら、二度と近づくな。なんて言ったみたい。

それを知ったのは最近なんだけどね。そこまでやってくれとは頼んではないのに。

あいつは忠誠心は高いから、結構言う事は聞いてくれる。

だからこそ、あいつを下僕にしてよかった。なんて若い頃の私は思ったのかしらね。

今では、それが枷となるなんて知らないで。愚かな私。

名前を呼ぶのを制限しても、下僕と言う制約をつけたら意味なんてないのに。

あいつはあいつで、私をそう言う存在としてしか見てはくれないんだから。

あいつが自分の本心を明かす事なんて、きっとないんだから。




それでも私は、あいつの名前を呼べる存在。そう考えるだけで心が少しだけ満たされる。

たった三文字、誰かがあいつを好きになったとしても呼ばせたくない名前。

若い頃の私は気づかなかった、あいつを愛していると気づかなかった私。

愛しているからこそ、私はあいつの名前を誰かに呼ばせたくない。

例えそれが、あいつの妻となる存在の人でも。決して。

いつか離れていくと分かっているのに、下僕と女王の関係だけだと分かっているはずなのに。

だからこそ、私は言う。誰かを好きになっても下の名前を呼ばせないでって。

あいつもあいつで正直すぎる。分かってる。って笑顔で言うんだもの。

俺はちゃんと約束は守ってる、そこまで言わなくても大丈夫。なんて優しい笑顔で。

ねぇ、本当に分かってるの?だったら、何で私に本当の気持ちを言わないのよ。

今すぐ命令で言う事は出来る。だけどそうはしたくない。

命令じゃなくて、貴方の口から聞きたいのに。酷い男。

私の気持ちを分かっていて、立場を守るその姿。憎いわ。



そんな事するんだったら、絶対これからも守ってもらうから。

たとえあいつの奥さんになる人が現れても、絶対呼ばせない。

これが、私があいつにつける鎖、手錠、束縛。

絶対に、呼ばせるものか。呼ばせはしないわ。





  ―― これは貴方への罰よ。聖。









あいつの我侭なんて、俺にとっては何の苦でもなかった。

暴力を奮う。とかなら問題はあるが、八つ当たりはされたけどそれはなかったしな。

それに、別に俺からしたらそこまでは酷くはない。

お菓子だって作るのは好きだったし、自販機でジュースを買うのも結局金はあいつが出している。

おんぶなんてあいつは軽かったからつらくもなかったし。我侭でも何でもない。

周りからは我侭姫なんて呼ばれているけど、好きな子なら我侭を聞いてあげたいものではないのか。

当時の俺は、可笑しいと何度言われた事か。今では確かに異常と思われるかもしれないが。



だからこそ、あいつを嫌う奴が出てくるんだ。

わざと俺の下の名前を呼んで、あいつを怒らせる事をする奴なんて出てきた時は

八つ当たりの回数がかなり増えてたっけな。あれには結構参ったけど。

正直あの時も、俺は嫌で嫌で仕方なかった。

聖君。って猫なで声で呼ぶその声が、憎たらしくて仕方なかった。

表面上では笑っていたけど、正直気持ち悪くて仕方なかった。

いつもはぶっきらぼうに呼ばれるけど、たまに囁きかけるあいつの声が愛おしかったから。

正直、あいつ以外に呼ばれたくなかった。

聖、と言う名の俺の名前を。




二人きりの時だけ呼ぶ、俺の名前。

だからこそ許せないんだろうな、あいつは。普段は下僕なんて呼んでるから尚更。

ジュースをぶつけられた時は驚いたけど、やっと命令してくれた時は嬉しかった。

ああ、やっと思い切りあの女を突き放す事が出来るんだな。と。

俺が了承したら、ジュースをぶつける事を謝らず上機嫌に帰っていったっけ。

別に気にしてはいないんだけどな、あいつが上機嫌になったらそれでよかったし。

あいつは知らないけど、あの後俺は笑っていたんだ。

あいつの投げたジュースの缶に拾って、軽くキスをしながら

それでこそ、お前だよ。そんな事を呟きながら。




今でも、あいつは自分の女(家族を除く)以外俺の下の名前を呼ぶ事を許してはいない。

だが、それでいい。俺はお前や家族以外に下の名前を呼ばれたくはない。

あいつ、……いや、詩織。お前は分かってはいないだろうな。

何度も何度もそう言うから、俺の気持ちは分かってはいない。

お前が俺の下の名前を呼ぶ。それだけで俺はお前の物だと実感が出来るから。

下僕と女王と言う立場だから、俺がお前の思いを伝える事は出来ない。

だが、俺は常にお前を愛している。下の名前を呼ぶ権利をあげた。と言う事で伝えているのに。

俺がお前から離れる?それがお前の望みならそうしてやるさ。

お前が幸せになるなら、俺は退いてやる。お前に好きな奴が現れたら、退いてやるよ。

だけど、それがお前を泣かせる奴だったら俺は許さない。

そんな奴に、お前の下の名前を呼ばせはしない。

その名前を呼んでいいのは、お前を心から愛する奴だけだ。

束縛、上等じゃないか。受けてやる。だったら俺もそうするさ。

お前を傷つける奴を制裁する、と言う意味でな。俺はお前を愛しているから。

お前の苦しむ姿は見たくないが、それが俺の愛だからな。




  ―― それがお前の罰だよ、詩織。







――――――――――


ごめん、書いてるうちに怖くなった。ぱぱさんマジ鬼畜。
と言うわけでシャオ→←ぱぱさん。もとい詩織→←聖なお話。
こいつら相思相愛なんですが、下僕と女王と言う事もあり進めない関係。
最終的にはくっつくだろうとは思えますが、シャオ逃げて全力逃げてな感じがします。
シャオは、ある意味我侭と言うかぱぱさんを若干独占したいと言うか。
我侭なのかどうなのかは分かりませんが、こいつら本当に30代かと(笑)
とりあえず、nice boatなオチにはさせませんのでご安心を←


そして、ぱぱさんが何気に鬼畜な件について。
はっきり申し上げるとぱぱさんもとい聖さんはヤンデレ属性あります。ヤンデレヒゲ。
誰かが自分の好きな人を幸せにするならいいけど、それで好きな人を泣かせるならとにかく許せない。
別にストーカーとかはしないけど、とにかく彼女一番。束縛系とは言いがたいですが。
シャオがたまごに懐いているのは、許容範囲だとか。あれは母親みたいなもんだと認識してるんで。
え?家族メンバーに危険はないのかって?それはありません、させませんとも。
普段は温厚なんですけどね、キレたら怖い。それがぱぱさんです。
あ、家族と言うのは家族メンバーも入ってるのでご了承ください。


……しかし、図体がいいヒゲのヤンデレって、リアルでいたら本当に怖いような。
プロフィール

myuu-0240

Author:myuu-0240
AnAnやQMA等、アーケードゲームに侵食されている

中身の日記です。

基本、色々だべっててまとまりはない←





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(2,20更新)





雑食が酷くなってる今日このごろ。どうしよう(ぁ)




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