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これからの俺の道





えーと、いきなりの日記が文章ですみません。
と言うか、今後の設定に関わるもの&今後のうpに関係するものなので
一応、先に書いておこうと思いまして。



今回は、久しぶりにとーま関連の小話です。
そこで、読む際の注意を。


・現実と若干違うイメージあり。
・二次設定アリ。過去話。
・シリアス色濃い。
・An二次創作。


この中で、1つでも駄目な物がある方はお引き取りください。
一応、後にうpするものと若干繋がっております。
また、完全に個人のイメージで書いてますので実際とは違う部分があります。
それでもよいと言う方のみ、お進みください。
あと、実際医師免許に関して調べた後でこの話を比べても
矛盾多発するだけなので、その事の意見についてはご遠慮願います;



あと、ちょっとアンケートを設置してみます。
この小説を読んだ後、宜しければお答えください。



あんけーと



とーまは、ある決意をしたようです。








  ―― 俺が望んだのは、本当の自分だった。





「それが、あんたの選んだ道でしょ。だったら止めないわ。」
7月の中旬、蝉が鳴き始める頃。
俺が言った言葉に返した、姐さんの言葉がこれだった。
あっけらかんとした表情で、たった一言そう言った。
そしてにっこり笑うと、あんたもそう思うわよね。とぱぱさんを見る。
隣にいるぱぱさんも、一度だけ頷いて否定はしなかった。
勇気を振り絞り、言った言葉に否定されると思ったからその答えは予想外で。
俺はぽかん、と軽く口を開いたままその場に立ち止まるだけだった……。





 「俺は、医師免許は取る……だが、将来は実家を継ぐよ。」

 その一言に、許されるなんて思ってもいなかったから……。





その話をするきっかけになったのは、夏が近づいてきている6月下旬の頃。
俺は実家の母に呼ばれ、久しぶりに実家に帰った。
普段は実家の道場には行っていたが、実家に入る事はなかった。
久しぶりの実家に懐かしさを感じつつも、呼び鈴を鳴らして玄関のドアを開ける。
いつになく真剣な眼差しで迎える母に、どこか違和感を感じた。
普段は明るく、いつも笑っている母なのに。
早く彼女を紹介してよ!とかふざけた言葉をかけてくる母なのに。
どうしたのだろうか、そんな疑問を浮かべながらも家に入る。
そして、そのまま居間に通された。
そこにいたのは、心配そうに見つめる祖母の姿と手を組んで俺を見る祖父の姿。
優しい祖母と、厳格な祖父の姿を交互に見る。
空気が若干張り詰めている。思わず後ろに下がりそうになるも
こっそりと父がいない事を聞く。
父は今、講演会でいない。と母は一言だけ言って俺に座るように命じた。
やはり、この空気からは逃げられないか。否、逃げようとはさらさら思わなかったのだが。




覚悟を決め、ゆっくりと座る。俺が座ったのを確認すると、祖父は大きく頷いた。
元気か。と一言だけ尋ねる。俺は、一度だけ頷くだけだった。
俺の返事を見ると、うむ。と大きく頷く。その時も表情は一度も変わらない。
胴着を着ている所を見ると、どうやら剣道の稽古が終わった後らしい。
祖父は、実家で経営している塾の講師であり、剣道の講師でもある。
その強さは歴然的で、生半可な実力者は誰も勝てないといわれた程だ。
俺もさんざん鍛えられているから、祖父の強さはイヤと言う程知っている。
実質道場で生徒の中では一番強いと言われていたが、祖父には一度も勝った事がない。
最近は昔ほどではないが、たまに手合わせはしてもらっているがそれでも、だ。
もうかなりの高齢なはずなのに、力も大分差がついたのに。
そんな事を考えていたら、祖父が祖母にそっと目を向ける。
祖父よりも遥かに小柄な祖母が、少しだけ笑って分かりました。と言うように頷くと
俺の方に目を向け、申し訳なさそうに話し始めた。
「ごめんね、冬摩。急に呼び出したりして。
 実は、冬摩にお願いがあって……。
 冬摩がお医者さんになりたい。と言う気持ちは知っているわ。
 その気持ちを知っている上での、お願いなの……。」
いつもはそのような話し方をしない祖母に、疑問を浮かべながらも俺は、ただ黙って聞いていた。
祖父もまた、祖母の話を黙って聞くだけだった。
その時の時間は、まるで灰色の世界にいるような感覚を覚えさせた。
鳴き始める虫の声も、聞こえなくなる程の。




 そして、その内容は俺の中で何かが変わるような感じを覚えさせたのだ。




要約すると、こう言う事だ。
「医者になりたいなら止めはしないが、もし医者になりたくないのなら
 祖父の跡を継ぎ、塾と剣道の講師になってくれないか。」と。
俺の家は、代々学習塾と剣道の道場を営んでいる。
祖父は剣道、学習塾の先生として実家の生活を支えていた。
高齢だと言うのに厳しい太刀振る舞い、そしてしっかりした指導に
賛否両論も分かれているが、信頼は確かな物だった。
しかし祖父ももう高齢で、そろそろ跡継ぎを考えていたらしく
どうせなら実孫の中の誰かを、と言う事を望んでいたらしい。
実質、継ぐはずだった俺の父は外科医と言う事もありなかなか家には戻らない。
(それ故、結婚する前は何度も口論になったらしいのだが。
 母がどうしても結婚したいの!と言い切って結婚したらしい。)
母は母で、指導を受けてはいるものの跡継ぎになる為の指導は受けていなかったらしい。
跡継ぎにはなりたがっていたが、祖父がまだ大丈夫だ。と反対したと言うのだ。
そして兄も姉も、もうすでに結婚して子どももいるし別々の職についている。
兄は眼科の先生、姉は下着メーカーの社員である。
尚且つ、兄も姉も祖父の剣道の指導は全く受けていない。父が反対したのだ。
(俺も反対はされたが、無理やり突き通して祖父の指導を受けていた。)
それ故、指導を受けていて尚且つ今も教えてもらっている俺に白羽の矢が立ったと言う事だ。
最近、手合わせの時何かしら教え方とかを言っていたのはそのせいだったのか。
教えるなら、この部分に気をつけて…なんて言葉もよく聞くようになった。
思い当たる節を何度も思い出しながらも、俺は祖母の話を聞いていた。
もし、いないのなら道場の生徒に引き継ぐらしいが、実質祖父はあまり納得いってないらしい。
その話をした時、父も母も戸惑ったが俺に任せる。と言う事で解決はしているとの事。
実際、こんなシチュエーションならふざけるな。と一喝してこの話を蹴るのが普通である。
別に「医者になりたいなら、構わない。」とは言っているのだ。だったら普通に断ってもいいではないか。
ただ一言「俺は医者になりたいから無理。」と、
そう一言言って、この話を断ればいいだけの話。



だが、最近の俺は医者になる事に疑問を覚えていた。
医者になりたい、最初はそう願って医大に入ったつもりだった。
だけど、研修を重ねるうちに本当に医者になりたいのか、疑問に思うようになっていって。
最近は講演会ばかりの父の話を聞く度に、医者の本当の姿が分からなくなって。
冷たい医者の現状を見る度に、俺はこの場にあっているのか疑問に思うようになって。
「君は、本当に医者になりたいんですか?
 無理して、勉強してませんか?」と、
最近の俺に尋ねた友人の言葉は、悩んでいた俺の心に突き刺した。
確かに、医者になりたい。と言うのは変わらない。
だけど最近は、医者になるために勉強しているよりも
必死に身体を動かして、剣道の稽古をする時が一番自分らしいと思っていた。
自分らしい自分になりなさい。何度も言われた言葉。
最初は、医者になりたい自分が本当の俺なんだ。
今の生き方が自分らしい、そうだろう。と何度も自分に言い聞かせていた。
だけど、だんだん言い聞かせてもどうにもならなくなってきて。
それが確かな物になったのは、かなりの年月が経った頃だった。



剣道をしている時は、凄く爽快な気分になった。
医者の勉強をしている時には感じない、爽快な気分。
実習で人形相手にメスを使うのとは違う、緊張感。
竹刀を振っている瞬間、竹刀同士をぶつけ合う瞬間。
軽快になる音に、震える心。
そう言えば、クイズをしている時に竹刀を装備をしている時は
勝利モーションが、楽しみで楽しみで仕方なかった記憶がある。
乱暴、と言ったらそれまでかもしれない。だけど、目の前に強敵がいると
俺の力を試したい。そんな気持ちが高ぶっていく。
大学に剣道部がなかったから、それだけ鬱憤が溜まっていたのだろう。
たまに交わす祖父との剣道の立ち合いが楽しくて仕方なかった。
そして、塾の講師を手伝っている時もそうだ。
分からない問題を、俺がヒントを与える事で解ける瞬間、
有難うと相手が微笑む度、嬉しかった記憶がある。
たった一つの些細な事が、とても嬉しく感じるなんて。
女性が苦手になったあの頃とは違う、何かの感情。
そう言えば、最近アイツにも言われたんだ。
「医者になる事だけが、アンタの道じゃないんだよ。」って。
左目の黒子が生意気な、金髪の少し長いロン毛のアイツに。
捻くれだと思っていたけど、忠告だったのか。本当の自分を見つけられない俺に対しての。
もどかしく悩む俺に対しての、生意気な忠告。
ふざけるな。と思っていた事が、今更気づく糧となるなんて。





  嗚呼、そうだよ。
  俺は本当は、医者になるよりも……。





返事は保留にして、その日はそのまま家に帰った。
決意は殆ど固まっていたが、一応、だ。
なかなか言い出せず、結局気持ちを伝えたのは日が経った頃。
あの後凄く悩んで、俺なりの答えを出すのに時間がかかってしまった。
だけど、結局勝ったのは医者になりたい。と言う気持ちではなく
俺が本当に望んでいる道を進みたい。と言う気持ち。
せっかく、医者になる為のフォローはするわ。と言ってくれた姐さんの気持ちを
踏みにじってしまい、申し訳ない。と言う気持ちはあった。
……だが、それよりも今は……。




勇気を振り絞って言った言葉に、姐さんは俺に言った。
俺の決めた道なら、止めはしない。と。
呆然とする俺に、姐さんはまた言った。
やっと、あんたのやりたい道に行きたいと決めた顔が見れた。と。
最初の医者になる。と聞いた時には見れなかった、今のあんたの顔を。と。
嬉しそうに微笑む姐さん、その顔に偽りはない。
心の奥底に引っかかってた何かが、解けたような気がした。
そして、不意に思い出す愛しいあの子の顔。
ツインテールのよく似合う、笑顔が可愛いあの子の顔を。




今の俺を見て、絶望されるかもしれない。
医者を向かう事を止めた俺を、嫌うかもしれない。
だけど、もう覚悟は出来ている。ずっと秘めていた思いもある。
ずっと思っていたんだ、願っていたんだ。
あの時、実はiceが羨ましいと思っていた。
彼女の左手に光る指輪。いつか俺も好きな子に渡せたら。と。
許されるなら、俺を純粋に慕ってくれるあの子に。と。
もし渡せるなら、夢でもいいから。と。
クイズの通帳に目を通す、あと少しでプロテスト。
ぐ、と握りこぶしを1つ作った後、顔を上げて前を見た。
そして覚悟を決めて、一言言う。





「姐さん、俺はもう1つ決めた事があるんだ。」






  →Next 「とーまのC級プロテスト」





――――――――――


……思いっきり書きなぐったから、こんなになりました。
一応、とーまの将来が変更したので、お知らせの意味をこめて。
最初は、医者にする予定だったんですが色々考えていたら
剣道の先生でも面白いよな。と言う中身の勝手な判断が出てきてしまいまして;
剣道の先生にするか、医者にするか迷った所前者が勝ったので
とーまには一生懸命悩んでもらいました。そして出した結果がこれです。


実質、医師免許を取るだけなら来るな!とか言う記事もあったんですけどね。
それ読んだ後、これいいのかな…とか何度も思いました。
それでも、とーまの進路が変わった事だけは伝えたかったので書きました。
この話に関しては、上にアンケートがありますので宜しければお伝え下さい。


では次回、普通の記事になりますがC級プロテストについて書きたいと思います。
プロフィール

myuu-0240

Author:myuu-0240
AnAnやQMA等、アーケードゲームに侵食されている

中身の日記です。

基本、色々だべっててまとまりはない←





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ここから


メール等はこちらからお願いします



myuu1268@yahoo.co.jp



カードデータ等はデータ参照で

An×Anのカードデータは>ここ

(2,20更新)





雑食が酷くなってる今日このごろ。どうしよう(ぁ)




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