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『癖』






連載終了後、卒業研究の文を読んでもらった時に先生に言われた言葉



「同じような言葉が重なってるわよ、これじゃあ読んでて分からないわ。」




……その言葉が心を渦巻いて、もやもやが晴れません、中身です。
小説書いてる時にも、同じような文章ばかり書いちゃってるのを思い出して
若干まだ心に残ってます、小説って本当に難しい。
論文と小説は違うと分かっていても、同じような表現ばかりじゃ
グダグダしちゃうんだよなぁ。と反省した瞬間でした。
……誘拐事件。近々修正編集しようかな、本気で。



最近、こんな感じの始まり方ばかりですみません;;
愚痴らないように注意はしてるつもりなんだけどなぁ……愚痴文は誰が読んでも
楽しくない。とは分かっているのに、書いてしまうあたり相当参ってると思われます。
ううむ、自分に甘いよ本当に。びしっとしなければ。
読んでて楽しんでもらえる小説を書きたい、心から望んでいても実行は難しいですね。



と言うわけで、今回は娘単品の短文をお送りいたします。
と言っても、娘が1人で何かしているだけのお話なのですが。
後日談は、もうちょっとお待ちを……。




では、どうぞ。








私は、まだまだ料理の腕が足りないらしい。
『強いお嫁さんになる。』昔からの私の夢。
お母さんみたいな強いお嫁さんになりたい、そう切実に願っているのに。
運命って残酷で、そう上手くはいかないみたいです。






昼の正午、ウェイトレスの仕事が休みの日。
今日は旦那がいないから、1人の昼食。
偶然本で見たグラタンが美味しそうだから、作って食べてみようと思ったのはよかった。
でも、こんな時に限って私のある『癖』は発動する。
この時、誰も食べさせる人がいなくてよかった、とほっとする瞬間でもあるのだけれど。
何でこんな時に起こるかな、って悔しく思う瞬間でもあるんです。



目の前にある、焦げたグラタン。
焦げはそんなに酷くないから、食べられないわけではない。
だけど黒い焦げはそれだけで見た目は悪くなる、悲しいけどこれが現実。
チーズのいい匂いが広がる中で、一緒に広がる焦げた匂い。
ホワイトソースも、マカロニも、野菜も、全て上手く行ったのに。
唯一失敗した焼き時間、きちんと設定したと思っていたら余分に時間をかけていたみたいで
僅かに香った焦げた匂いで、焼きすぎだと分かって失敗に気づく。
オーブンから取り出した時はもう遅く、上は予想以上に焦げが広がっていた。
サラダとか、フルーツとかは綺麗に盛り付けられたのにな……なんでこうなるんでしょう。



私が料理をする時に発動するある『癖』。
それは、半分の割合で料理の見た目が悪くなってしまう事。
味は変わらないのですが、何故か料理をする時に半分の確率で見た目に失敗が生じてしまうのです。
おにぎりなら、いびつな形になってしまうし。煮物は煮崩れが当たり前。
そして、このように焼き物だと何処かに目立つ焦げが出来る……と。
そのせいか、バイト中は厨房での料理は基本させてもらえません。
味としては、普通にお客様に出しても問題のないレベルだとは言われましたが
流石にお客様に、見た目の悪い料理を出すわけにはいかない、と言われてしまったからです。
料理を教えてくれた慎さんにも、私のこの癖が分かった時は
これは僕にも治しようがない。と匙を投げられてしまいました。
とーまさんも料理はしますが、こんな失敗は殆どしません。
たまご君だって、最近上達してきたみたいで正に男の料理!と言った感じだけど
そんなには見た目は酷くないんです。まぁ流石に本人はお菓子は勘弁って言ってますが。
ぱぱさんは……言わずもがなです。あの人には勝てそうにもありませんから。
『癖』が発動する理由は未だ分かりません。手順も、分量も、時間も全て図っているはずなのに
何故か最終的には、見た目が失敗するこの『癖』。
掃除とか洗濯とかでは起こらないのに、何で料理だけ『癖』が発動しちゃうんでしょう。不思議です。



並べられた料理を、ゆっくりと噛み締めます。
相変わらず、味は食べられるし美味しいと感じます。だけど
どうしてもグラタンの焦げが印象に残っていて、笑顔で食べられない私がいます。
これがまだ1人の時だったらいいんですが、誰かに食べさせる時にこれは拙いです。
実質、誰かにお菓子をプレゼントする時は失敗作は自分で食べていますし
見た目がまともになるまで、何度もやり直して成功したものをあげています。
(と言っても、晩御飯の時はどうしようもないから見た目のよい方を相手にあげているのですが)
見た目にこだわるのは、いつも慎さんの見た目も味も完璧な晩御飯を食べ続けているおかげで
『料理は見た目も大事』と言う個人的なイメージがついているせいでもあったりします。
やはり、『強いお嫁さん』になるには料理も完璧でないと!と言うのが私の理想なんです。
理想ばっかり追いかけても、現実はそう甘くないって分かってはいるのですけど。
料理だって、慎さんに教えてもらうまではまともに出来る料理は数少なかったし
まだまだ修行が甘いんだから、そんな事は言っちゃ駄目なんだと自覚はしています。




「食べられるだけマシ。」よくある褒めてるようで褒めていない言葉。
私は、この言葉があまり好きではありません。せっかく頑張って作った料理をそう言われては
傷つくのが道理と言う物。自分で言うならともかく、相手に言われると凄く傷つくんです。
だったらどう言ったらいいんだよ。と返されるのがオチですけどね。私としては
今度からこうしてみたら?と言うアドバイスが一番無難なんです。「食べられるだけマシ。」とか
そんな中途半端な言葉、誰だって求めてないんです。無理に美味しい、と言われても
嬉しくないんですから、アドバイスが一番無難なんです。
女の子の心は凄く繊細、分かるでしょう?分からなくてもいいんですけれど。
昔、母の日に頑張って作ったクッキーが実は焼きすぎて石のように硬かったのを覚えています。
お母さんは美味しいよ。って笑って食べてくれたけど、あいつに関しては笑ってそう言ってきたから
思いっきり足を蹴った後、怒って一日中拗ねていた事がありました。
悪気がないから尚更、当時の私は怒っていたのかもしれません。
その後、口を聞いたのは1週間ぐらい後だったと思います。流石にお母さんに悪いと思ったし……。




普通なら、不味いと言われて捨てられるよりは。とあまり気にしないのですが
個人的に、やっぱり嫌いな人にそう言われるのはショックで……。
結局、それから母の日は駅前のデパートで買ったプレゼントで済ませてたような気がします。
今だってそう、私はあれから一度も母に手料理をご馳走した事がありません。
私が行く時は、タイミングを見計らっているのかあいつが絶対にいるから。
喧嘩にならないためにも、母の日はいつも郵送でカーネーションを送るだけの日々。
お母さんには、申し訳ないとは思っているんだけど……ね。
この『癖』を見たら、またあいつは変な事を言うかもしれない。それを聞きたくない私。
あいつの言う事に悪気はないのは知っている、だから尚更傷つくのに。
お母さんを諦めないあいつに、こんな『癖』絶対見せたくない。
私が憧れる存在で、『強いお嫁さん』になりたいと思うきっかけとなった
お母さんを狙うあいつには、絶対知られたくない……!!




はっと気がつくと、お皿は空っぽになっていました。
『癖』を考えていたら、いつのまにかなくなっていた料理。
美味しい料理のはずなのに、『癖』の事を考えるといつも味を忘れてしまう。
これも一種の『癖』なのかな。悔しいけど認めざるをえないかもしれません。
でも、楽しいはずのご飯をこんな事で悔しいご飯にしてしまうのは
美味しい料理も、当然美味しくなくなってしまいます。ちょっと反省。
食べ終わったお皿をシンクに持って行き、スポンジで丁寧に洗っていきます。
お皿が綺麗になるこの瞬間、私は少しだけ好きだったりします。
昼ご飯が終わったんだ。と言う寂しさもあるけれど、綺麗になっていくお皿を見ていると
何故か嬉しくなるんです。不思議でしょう?
気がつくと鼻歌を口ずさむ私。先程の焦げのショックが少しだけ消えているみたい。
こんな事でショックが消える辺り、私の『癖』は深刻なのかそうじゃないのか分かりません。
よく言えば立ち直りが早い、悪く言えば単純……なのかも。




そう言えば、お母さん言ってたっけ。
「誰だっていつも成功するわけじゃない、完璧ばかり狙ってたら疲れるわよ。」って。
この『癖』の事を電話で相談してた時に、確かそう言われたはず。
その時の私はそうだっけな…って曖昧な返事を返したと思います。凄く悩んでいた頃ですし。
「それに、昔言われたんでしょう?君はそのままでいいんだ。って。
 だったらそれでいいのよ。私はそのままの貴方が好きよ。」
と、その時笑って言ってたような気がする。思い出すと少し照れくさいけど。
そう言えば、昔言われたっけ。あいつと今より険悪だった頃、お母さんと大喧嘩して
悩んでいた時に、友達でもない人にいっぱい愚痴ってしまった時に……。
でも、誰に言われたかは未だに思い出せません。思い出そうとするといつも頭が痛くなるんです。
今だってこう、思い出そうとする度に頭の奥がズキッと……。




なんて事を考えていたら、携帯の着信音で現実に戻されました。
慌てて携帯を取ると、そこにはメールを受信しましたの文字。
開いて見てみると、慎さんから週末のシフトどうするの。ってメールが。
そう言えば、今週1人急に来れなくなったって言ってましたっけ……。
週末は自然と忙しくなるから、明日は朝から行きます。と簡単に返した後
携帯を閉じ、ごろんとソファーに寝転がります。
……牛になるとか言わないでくださいね。これも、一種の『癖』なんですから。
何もかも『癖』のせいにしていたら、キリがないって言うのは分かってるんですけど…ね。
ああもう、こうやっていつもこんな事してるから料理の方の『癖』を忘れて
また同じ失敗をしてしまうんですよ。自分は勉強がまだまだ足りません。
『強いお嫁さん』になるのは、まだまだ先のようです……。




今日の夜は、煮魚に挑戦してみましょう。
ちゃんと本を何度も読んで、手順も確認して……。
今度こそ、『癖』が出ないようにきちんとした夕食を作るんだから。
『強いお嫁さん』になるための一歩でもあるけれど、何よりも美味しく食べて欲しいから……。





そう思って、夕方の買い物の時間まですやすやと眠る私がいるのでした。





――――――――――――――



以前から書きたかった『癖』の話。
小説の時に出てくる癖を比較的抑えて書いたつもりですが、どうでしょうか。
同じ表現を比較的使わず…と言ってもあまり変わってないような気がしますが。


料理に関しては、自分は『食べられるだけマシ。』と言われても気にしませんが
グル生超人を持つ娘は、やはり気にする事があるようです。
実質、そういわれても素直に喜べないのが現状なんですよね。やはり直接言われるのは嫌ですが
アドバイスぐらいは欲しい。と言うのが本音。私もそうだったりします。
まぁ何よりも一番ムカつくのは、『感想もなしに食ってるだけ食って不味かった。』と
言われる事なんですが。
そして何気に誘拐事件でも出てきた娘の過去もちょろりと、誰に言われたのかはまだ思案中。
でも、誰か思い出せない設定にはなっています。思い出させるかは未定です。


そして何気に、娘がこの癖についてミクシィ日記とかに書いてたら面白いよな。と
書いてる間、妄想してました(自重)
多分、こんな感じで


『今日も、また焦がしちゃいました……。
 他の料理は完璧だし、味も変わらないのに何ででしょうか(>Д<)
 まだまだ、料理修行が足りません(;-;)』


とか、書いてたら可愛いんですけどね(顔文字に関しては多分既存の使ってると思われ)
多分この後マイミクである身内に突っ込まれるに違いない。
実際自分はこんな風に可愛くかけませんけどね!!!娘だから許される←

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