スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カフェ『Answer』名物ウェイトレス誘拐事件 1


QMAの新キャラの彼の事が大好きでたまらない、中身です(ぇ)
そんなQMAとは関係なしの、今回の短文。
とりあえず、タイトル見て何ぞこれ。と思った方。正常な反応です(笑)
いや、電車乗ってたら不意に思いついたネタを書いてみただけ。それだけの事です。
何気に、前編と書いてあるのは考えていたらもの凄く長くなってしまったから←



さて、ここで注意書き。


・AnAn二次創作は無理。
・妄想文は苦手。
・同人要素は苦手。
・ツッコミ要素満載なのは無理。
・カップリング要素は苦手。
・義務教育が終わってない方。
(卑猥な描写はありませんが、多少暴力表現があるので出来ればご遠慮願います)
・色んな人の名前借りちゃってます。



もし、この中のひとつでも当てはまる記憶のある方は、この先読む事をご遠慮願います。
なお、回覧した後の責任は一切取りません。



ひとつでも当てはまらない方のみ、追記からどうぞ。
一応、主役は娘と次男と三男の予定。



※一応補足。
 カフェ『Answer』では、一年前からウェイトレスの制服が変わっている仕様となっております。
 (想像絵は、また後日うp予定です)
 希望者のみ、家から持ってきた好きな服を着ているようです。
 なので、ツン子ちゃんは今まで通りのウェイトレス服を着ているのを
 想像しつつ読んでください。←


※内容、少し変更いたしました。


 ―― 敏感なのも、困る時はあるが

    鈍感すぎるのも、困る時がある。

    気づきつつ、危ないのに自分でどうにかしようとする事が

    一番危険で、困るのだけど。





いつもの昼過ぎ、いつもの仕事場。
今日も、カフェレストラン『Answer』には色々なお客様が来る。
学校帰りの学生、年輩のサラリーマン、昼休み中のOL、デート中のカップル。
たまに小さい子連れのママさん達、そしておばあちゃんもこの店でお茶を飲みに来る。
店長の計らいにより、誰にでも気軽にいけるカフェ。とテーマにしているからか
幅広い層のお客様に来店していただけているのである。
それは、とてもありがたい事でもあるのだが、店側に逆に困る事もある。
当然、良い事ばかりではない。悪い事も多々ある。
幅広いお客様が来る、という事は当然困ったお客様も来るわけで……。




たまごは、視線を感じていた。
それは自分に向けた視線ではないけれど、はっきりと感じていた。
熱い視線、見入るように見つめる姿。
3時30分、午後のティータイムの時に必ず来る2組のお客様。
片方は、眼鏡をかけたほっそりとした男。もう片方は、ボサボサロン毛の太った男。
いつも、この時間になるとケーキセットを頼んでいるので、自然と顔を覚えてしまっていた。
テーブルの片付けをしつつ、視線の先のその方向を目で追ってみる。
視線の先を見つけると、またか。とため息をつきそうになった。
視線の先にあるのは、笑顔でお客様に注文をとっている少女の姿。
白い制服に黒いエプロンを着て、慣れた手つきで機械を打っているポニーテールの少女の姿。
……そう、彼らがいつも見つめているのは自分の義姉であるiceである。
彼女は、このカフェレストランの名物ウェイトレスであるが故、彼女に会うのが目的で
ここにお茶をしに来る人も、いないわけではない。
天使のような笑顔、丁寧な接客、そして癒しのオーラを漂わせている。という事を
前に聞いた事があるが……本性を知らないからいえるのだろう、とたまごは思っていた。
裏表はないとは言え、モップ振り回す姿とか見たら絶対絶望するのにな…と。
彼らもまた、ice目当てで来ているに違いないとは分かっていた。
しかし、彼らの目つきは他の奴らとは何処か違っている。
彼ら以外のiceのファンは、彼女が『結婚している身』と知っていて
見るだけでもいいから、という理由で食べに来ているのだ。
最初は、たまごも同じような客だと思ってみていたのだ。
だが、その思考は時が経つに連れて消え去っていってしまった。
その理由を、分かってしまったから。




テーブルを片付け終え、次の仕事をしようとした途端コップの落ちる音がした。
振り返ると、先程の客がどうやらコップを落としてしまったらしい。床は水びたしになっていた。
オロオロと慌てる細身の男。近くにいたツインテールの少女も慌てていた。
そこに、雑巾を持ったiceが現れる。
「大丈夫ですかお客様!今すぐ吹きますので……!!」
そう言い、iceは持ってきた雑巾で素早く水を拭いていく。
拭きながらも、ツインテールの少女にはここは私に任せて他の仕事をしていてね。と伝えた。
ツインテールの少女は、こくこく頷きながら別のテーブルの方へと向かっていく。
巨漢の男が、僕も手伝いますと言わんばかりに椅子から離れてiceに近づいていく。
そして、彼が落ちたコップを拾おうとした瞬間、雑巾を持っている彼女の手に彼の手が触れた。
「おあっ……。」
巨漢の男は、情けない声を出して顔を赤らめながら手を引っ込める。
「ご、ごごごめんなさいなんだ、な。」
男は顔を真っ赤にしながら、うろたえている。
しかし、iceは慣れているのだろうか。顔色ひとつ変えずに笑顔のままで言い放った。
「大丈夫ですので、お客様は座っていてください。じゃないと濡れちゃいますよ?」
その口調は優しく、言葉を聞いた男も思わず口元をほころばせて笑った。
「ご、ご……ごごめんなさい。こ、これか、ら気をつけるよ。」
「いえいえ。では、失礼いたします。」
床を拭き終えると、iceは雑巾を手に立ち上がり
客に向かって一礼した後、店の裏へと入っていった。
相変わらず、素早い仕事だな。と関心するのもつかの間、たまごは再度またか。と思っていた。
周りの常連も薄々気づいているのだろう、ぼそぼそと男達の方を見つつ話している。
男達の方は、満足そうに微笑みながら何かしゃべっていた。
その内容は聞こえないが、様子から見ると水を落としたのは事故ではなく
わざと落とした、と言う事が雰囲気で分かる。
たまごは、そんな男達を横目で見つつも注文を頼む客の元へと走っていった。



仕事が終わったその日の夜、たまごはノートを片手に考えていた。
書かれているのは、昼に見た二人の男の客の行動パターン。
傍に置かれているのは、シャオニイが快適な店にするためにと設置してある
アンケートの箱に入っていた、回答の紙。
入っていた紙には様々な意見が書いてあったが、たまごが見ているのは一枚の回答。
多分、主婦層からの回答であろうその紙とノートを平行して見ていた。



アンケート 匿名希望(20~30歳/女性)

『最近、私がお茶をしに行くと二人組の男の人達が必ずいるんです。
 普通のお客さんだろう。と最初は思っていたんですが、最近は様子が可笑しくて……。
 何だか、1人のウェイトレスさんの方を見ながら「何で…。」とか
 「いつ実行する…。」ボソボソ言っているんです。
 最近ではわざと水を落としてあのウェイトレスさんに
 拭かせているみたいですし……見ていて気味が悪いです。』



客からの言葉で、普通はこういうものは別に人それぞれなんだから
別に気にする必要はないだろう。と普通はあまり重要視されない回答である。
だが、こちらも客商売。意見は無視出来ないのが現状である。
それ以上に、自分が気になっている彼らの情報がここにある事が重要であった。
乱雑に書きなぐったノートの文を見つつ、たまごは考える。



「(……奴らは、いつもねーちゃんが大抵はシフトに入っている日曜日の2時半に
  必ず来ている。そして、他のバイトがいるにも関わらずねーちゃんが近くを通りかかったら
  呼んで、注文を取っているな。そして、ケーキセットを頼んだ後
  仕事しているねーちゃんをじっと見ながら会話。俺らが注文の品を持ってきても
  だんまりの癖に。ねーちゃんが持ってくると有難う。と言っている。
  レジも同じ……と。

  水をこぼすのも、ツン子ちゃんが困るのを知っていてやってるな。
  ねーちゃん、ツン子ちゃんはほっとけないみたいだから。すぐフォローに向かってるし。
  遠くにいる時は、10割方にこの方法でやってる。もう5回目だしな。)」



心の中で確認しつつ、書きなぐった文の下にシャーペンで更に書き足す。
そして、出来上がった文を再度見ながら、呟いた。
「確実に、こいつらねーちゃんの事メイド喫茶のメイドと間違ってるよなー……。
 そういうのは取り入れない予定だ。って言ってんのに、やって欲しい企画の奴でも
 あいつら、あんな意見入れてたし……。」
腕を伸ばし、んーっとひとつ伸びた後、そのまま髪の毛をくしゃり。と掴んで撫でる。
不意に思い出すのは、数ヶ月前の事。シャオニイが今度はどんな事をやって欲しいか。と
アンケートをとった時の事だった。
子どもや大人でも楽しめるイベント、どんな物を食べたいか。と言うのを聞くつもりだった。
その時にすでに、男達はいた。アンケートの紙を一生懸命書いていた記憶がある。
そして、出された紙には全員呆れる回答が書いてあったのだ。
当然、その企画は他のバイトの女性も嫌がったので没にはなったのだが……。
「(……あんな企画、ただの自己満足だっての。)」
はぁ。とひとつため息をつき、書いたノートを閉じた。
そして、たまごの心の中でひとつの事が確定した。




「やっぱ……あいつら、ねーちゃんに何かしようとしてるわ。」




カフェのアンケートでの回答。彼らの行動パターン。
何よりも、iceを見つめる視線。それだけで十分だった。
それが分かれば、今すぐにでも出禁にしてもいいぐらいだった。
だが、出禁には出来なかった。彼らは暴動を起こしたりはしていないのである。
それに、簡単に出禁にして変な噂を流されていても困る。それは分かっていた。
かと言って、放置していて客を減らすわけにもいかない。
そもそも、iceは気づいているのだろうか?と言う事も気になる。
本来ならば、自分が考えるべき問題ではないのだが……と、頭を抱える始末。
結論が出たのはいいものの、どうするべきか。たまごは腕を組んで考えていた。
椅子の背もたれに深くかけ、身体を逸らせるとフッと目の前が暗くなる。
思わず目を見開くと、何してんだと言わんばかりの顔をしている男の姿が。
「あ、にーちゃん。」
「…………。」
にーちゃん、と呼ばれたその男は、たまごの顔を見た後に
机の上にあるノートを見て、呆れたようにため息をついた。
「……神妙な顔して何かしてるな。と思ったら、
 客の行動を書くなんて、バレたら拙いと思うんだが。」
男の回答に、たまごはむっと顔を顰めさせて
勢いよく起き上がり、改めて男の方を向く。
「そうかもしんねーけど、にーちゃんだって気になってるんだろ?
 客のアンケートにも出てきたし、ねーちゃんの身に何かあったらどうすんだよ!」
「……お前がそう睨み付けてると逆に向こうが焦る。
 追い詰めたくても、逃げられたらどうにもならないぞ。」
ふう、とため息をつきソフトモヒカンの頭をガッと乱雑に撫でて、そのまま眼鏡を調える。
「なんだ、にーちゃんだって気になってんじゃんか……。」
「まぁな。……あの子もぼやいていたし。」
最後の方はぼそっと呟くようになりながらも、男は言う。
あの子、という言葉にたまごは思わずにやけてしまいそうになるが、
今はそんな場合じゃないとすぐに表情を変えた。




「……あいつらってさ、あの回答書いた奴らだよね。」
「だな。家族メンバー全員が返答に困った、あの回答の。」
「慎にーちゃんは、面白そうだけど。って言ってたけど。」
「言ってたが、姐さんに怒られてただろ。」
「…………。」




淡々とした会話が、続いていく。
だが、彼らをどうするかの回答は一向に出てこない。
自分達には勝手に決められない。分かっていてもほっておけない。
大事な家族が、危険な目に合わされると分かっていたら尚更。
肝心な時に、何も出来ない自分にいらだっていく。
助けたいのに、いつも助けられっぱなしで。
何も出来なくて、悔しくて。





その時、不意に男が何かを思い出したように聞いた。
「……おい、そういえばiceは。」
「え?」
その問いに、たまごは部屋中を見渡した。
そういえば、今日はiceが実家に帰ってくる日だった。
結婚してからも、iceは住み慣れたこの家に戻ってくる事があった。
(別に、喧嘩したからとか険悪とかそういう理由ではなく)
予定では、8時に家に着く予定だったが時計を見ると針は10時を刺している。
今日は遅れるから、と言うメールも今の所来ていない。
扉が開いた音がしたから、きっと帰ってきていた物だと思っていたのだが……。
「にーちゃん、ねーちゃんと会わなかったの?」
「いや、俺はあの子を送り届けていたから
 会うとしてもルート違ってるし会う事はない。……先に帰ってると思ったんだが。」
「お、俺知らないよ?!ぱぱさんも今日はシャオさんと海外で商談だし。
 慎にーちゃんだって、今日は知り合いと飲みだから一緒じゃないし……。」
男の言葉に、心のどこかで不安の色が芽生える。
確か、今日は旦那さんは仕事で家には戻ってないはずだ。
だから、実家に泊まるためにiceは今日帰ってくる予定だったのだ。
慌てたたまごは、自分の携帯電話を取り出しiceへと電話をかける。
プルル…と電子音が部屋中に広がる。そして数分後、帰ってきた言葉に息を呑んだ。




『 ただいま、留守にしているか携帯電話の電波の届かない所に…… 』




その言葉を聞いた瞬間。
男二人が、急いで家の扉を開けて走っていたのは、言うまでもない。






続く

コメント

Secre

プロフィール

myuu-0240

Author:myuu-0240
AnAnやQMA等、アーケードゲームに侵食されている

中身の日記です。

基本、色々だべっててまとまりはない←





ピクシブ
ここから


メール等はこちらからお願いします



myuu1268@yahoo.co.jp



カードデータ等はデータ参照で

An×Anのカードデータは>ここ

(2,20更新)





雑食が酷くなってる今日このごろ。どうしよう(ぁ)




最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
フリーエリア
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。