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ある男と少女のささいな後日談 『進む道は自ら決めよ』(追記あり)



宣伝のつもりで言ってみる。


絵板設置してみました。
最近、絵をアップしてないんでたまにあっちでがりがりしてるかと。
別名『色塗りスキルアップのための悪あがき(笑)』です。
……いや、だって久々絵を描いたら楽しかったんですもん。うん。
娘の勝率下がってきてるせいでぶっ壊れてます、ほんと有難うございました。



料理企画の方は、あと1個揃ったら実現できるのですが
今回ばかりは、その一品だけだったら確実寂しいよなぁ。と。
とりあえず、グル生アイテムだけじゃつまらないので
他に、作れそうなアイテムを探しまくってます。
ハンバーガーは……うん、まず無理なんで却下予定(オイ)
ロブスターなんて高くて変えないし、鶏の丸焼きなんてどこで手に入れろと(笑)
なので、出来る範囲で出来そうだ。と思ったらやってみようかと思ってます。
え?米俵?ムリムリムリ……。




前回の拍手数にビビりつつも、後日談をうp。
これで、こちら側は区切りがついた。というべきかどうなのか。
とりあえず、こちらはこんな感じで。という事で。
日にち的には、一応あの日から2~3日後。と考えております。



それでは、見たい方のみどうぞ。






今思うと、記憶が戻ったのはひとつのきっかけだったのかもしれない。


僕が、僕であるため。断ち切る勇気を深めるひとつのきっかけ。




逃げていたのかもしれない、記憶を断ち切る事によって。
記憶を思い出さないようにするのを、止める為に。
でも、もう逃げはしない。記憶が戻ったとしても、昔を振り向くつもりはない。
僕は僕で、それを利用してみせる。
僕が僕である為に、僕が前へと進むために。
奴は奴で、僕を探さずに今の道へ進んだのも。
それが、彼の選んだ道だから。過去を振り向く事をせずに
今を選んだ。それが彼なのだから。




だったら、同じ事をやってやるよ。
それが、僕の答えだ。







何事もなく、大きな事件もなく過ぎていく毎日。
それが、普通なのかもしれない。いや、ここ数日間は違う。
尋常じゃないぐらいの忙しさ。そして休む暇がほとんどない数日間。
……彼女の幸せを望んでいた僕が、幸せになった途端これとは。
記憶の代償(ペナルティ)は、思った所で見つかったようだ。




あの後、僕は彼の弟の家に行き一晩泊まった後、
家に帰ってから早速、彼女に手をあげた事と、正体を即効バラした事に渇を入れられ
有給休暇取った分働いてもらうぞ。とシャオに言われ連続休みなしの勤務を入れられ、と
結構、こういうのも何だが散々な日々を送っていた。
最初のうちは何とかなったけど、後になるにつれつらくなっていくものだ。
最後の方なんて、仕事終わったら即効で寝ていたような気がする。いろんな意味でのバチか。
……記憶が戻っても、態度が相変わらずなところを見ると、そこは優しさなのか違うなのか。
そこらへんはよく分からない、疲れているせいかな。頭が働かないや。
とりあえず、色々とありえなかったよ……本当に。
おかげで、今は手が動かないし……ほんともう、ありえない。




「お疲れ様です。」
ソファーで寝転がってたら、声と同時に近くのテーブルにひとつ、コップが置かれた。
隣にはミルクとレモン。……紅茶淹れたからミルクとレモン好きに入れろってか。
ゆっくりと頭を上げ、乱雑に頭を掻きながら目の前におかれたコップを取った。
ふわり、と紅茶のいい香りがする。…何かは、解説する頭は回らないけど。
「頭ぐしゃぐしゃ、疲れたからって手入れ怠るのはどうかと思います。」
じ、と紅茶を口に含みながら目の前にいる彼女は言う。
そんな言い方しなくてもいいじゃないか、疲れてるんだからさ。
悔しいので、ちょっと言い返してやろう。僕だって負けやしない。
「……ちょっと前まで、元気なかった人間に言われたかないよ。」
拗ねたように目の前の相手に言ってみせると、相手はむぅ。とちょっと顔を膨らませた。
とか言う彼女も、さっきまで片付けしてたせいかちょっと髪の毛が乱れている。
そこらへんはお互い様だな。と心の中で思ったが、そっとおいといておいた。




「でさ。」
暫く黙って紅茶を飲んでいたが、不意に気になったあの事を尋ねてみる。
僕の突然の言葉に、彼女は首を傾げながら見つめている。
「渡せたの、あれ。」
首元から、ちょとと下らへんを指さしてあの存在を表してみる。
彼女が、ちょっと前まで躊躇して渡せなかった、あの存在だ。
僕の問いには、ああ。と思い出したような顔をした後
ちょっと顔を赤らめて、数回頷いた。
……彼の事になると、完全に乙女になる彼女に思わず苦笑を浮かべる。
まぁ、大分おとなしくなったからそれでいいのかもしれないけれども。
思わずくすり。と笑いそうになったが止めた。また怒るかもしれないからね。




――――――――――――




温かいキスをしたその後、暫く彼に甘えるように寄り添っていたが
ふと、思い出したかのように一度離れて
ポケットの中に入っていた、小さなひとつの箱を彼に差し出した。
受け取ってくれるか分からないけれど、彼に会えなくなっても気になっていた。
バレンタインに貰った花束のお返し、していなかったから。




「こんなのしか用意出来なかったけど、受け取ってください。」




偶然見つけた、シルバーアクセサリーの店。
そこにあった、ロザリオの形のペンダント。何でこれを選んだのかは分からないけど
気に入ってくれたら……と、そう思って買った物だ。
そしてもうひとつ、布の小さな袋に入った小さな石。トルマリン。
彼の誕生月に合わせて買ったのだけれど、いらなかったかも。
でも、彼にはいつだって無事でいてほしいから。探偵という仕事柄
必ずしも、安全とは限らないかもしれないから……。





私は、いつだって貴方の無事を祈っている。そんなつもりであげたあのプレゼント。
それを、伝えたかったけど。伝わったかなぁ……。
そういえば、あの後どうしたんだっけ。暫く抱きしめあってたのは覚えてるけど
あったかくて、そのまま眠くなっちゃってそれから……あれ?
な、何していたか覚えてない。どうしましょう……。





―――――――――――




あ、遠い方向見ている。こりゃあの時の光景思い出しているな。
しかも若干顔が赤い。というか微笑んでいる。かと思ったら悩んでるし。
これは完全に自分の世界に入っている証拠、乙女モードの怖い所だ。
そんな彼女を見て、はぁ。とわざとらしく大きなため息をついてみせた。
我に帰ったのか、大げさに驚きながらあたふたしている。
「とりあえず、渡せたって事だね。うん。
 まぁ、ラブラブに戻れてよかったね。兄さん一安心だよ。」
ふっと笑ってみせて、僕は言った。
ちょっと小馬鹿にした言い方だけど、内心そう思っているのは本当だ。
何よりも、誰よりも大切な妹だから。幸せなんだ。それだけで。




最初、彼は僕と彼女が両思いだった。と勘違いをしていた。
でも、実質片思いだった時期はあった。
最初の頃、僕とまだ二人しかいなかった頃。
健気な彼女に、惹かれていた時期があった。
健気で純粋で、何事にも一生懸命な彼女を見て幸せになって
でも、これは違う。と否定し続けていた時期。
悩んでいた時、彼女は初段になり嬉しそうな笑顔を浮かべながら、僕に真っ先に報告した。
慎さん!私、初段になったんです、なったんですよ。と。
慎さんは最高のお兄さんです、これからも一緒に頑張りましょうね。と。



その時に、ひとつの思いが生まれた。
僕は、彼女に恋してるんじゃなくて……兄として思っていた事を。
惹かれていたんじゃなくて、兄として心配だったんだ。
ああ、何という勘違いだったのだろうか。でも嫌ではなかった。
むしろ、兄として彼女の幸せを願おう。と。
心底そう思えるように、なったんだ。







例え、僕の記憶を取り戻せなくなっても。と。











「と、というか貴方こそいいんですか。」
僕も自分の世界に入っていたらしい。彼女の声で我に帰る。
気がつくと、飲んでいた紅茶もすっかり冷めている。美味しくなくなったかもな。
そんな事を思いながらも、今度は僕が何が。と尋ねる番だった。
「本当のお兄さんですよ。会わなくていいですかっ。」
慌てて誤魔化そうとするように尋ねているのが、もろに分かる。
そんな彼女の質問には、もう決めてあるよ。といわんばかりにきっぱりと言い放つ。




「会うつもりかって、そんなのないよ?
 あいつは僕を探すつもりもないんだし、だったら僕だってあいつを探すつもりなんてない。
 僕は僕、あいつはあいつの道を進むだけだ。


 ……例えあいつに会ったとしても、ただの『協会員』と『プレイヤー』の真柄に過ぎないだろう。
 多分僕は、結構突き放すような言葉とか言っちゃうかもね。
 昔みたいに、兄に甘える事とかしないかも。きっと。
 悲しい事だけどね、それもひとつの運命と受け止めるさ。」





冷めた紅茶を口にして、最後はぽつりと呟く。
やはり、美味しくないな。アイスティーならともかく冷めた紅茶なんて。
飲み干した紅茶のコップをテーブルに置くと、少し自嘲気味に笑って見せた。
僕は僕で、昔とは違うから奴は驚くだけだ。
昔のように、純粋な気持ちを持ち合わせてない僕を、彼は知らないだろうから。
そんな僕を見て、彼女はそうですか…と一言、寂しそうに言った。
まぁ、当然の反応だろうな。とちょっと苦笑いを浮かべて、僕は一度ソファーから立ち上がると
彼女の頭を優しく撫でながら、言う。





「大丈夫、奴は奴で幸せに暮らしていると思うからさ。
 僕が今大切なのは、この家族なんだ。
 この家族に出会えなかったら、どうなっていたか分からないんだからさ。


 だから、落ち込まないで。
 君は君で、好きな道を進めばいいだけの話だ。
 僕は僕で、彼は彼で……選んだ道を進めばいいんだから。」





そして、最後に優しく笑ってみせる。
頭を撫でられ落ち着いたのか、不安そうな顔は少しだけ消える。
「慎さん、ちょっと変わりましたね。いつもは嫌味も言うのに。」
ちょっと元気が出たと思ったら、そんな言葉が出てくる。
「ん、君は嫌味が欲しいの?だったら言ってあげるけど。」
「いや、落ち着かないだけです。今はいりませんっ。」
楽しそうに笑いながら、彼女は僕の手をやんわりと離すと
立ち上がって、にこっと笑いかける。
「嫌味聞いちゃったら、明日出かける服決められませんからねー。」
「あら、出かけるんだ。早速デートにでも出かけるつもり?」
「慎さんには内緒ですー。言っちゃったら慎さん何かするでしょー?」
「何もしないよ、そこまでKYじゃないんで?」
双方笑顔のまま、そんなやり取りを繰り返していく。
それだけでも、幸せに感じられる僕はやはり単純なのだろうか。
それとも、単純になっただけか。どうかは分からないままだけど。




何気ない幸せ、何気ない生活。
それは、普通に手に入るようでなかなか手に入らないもの。
守りたいもの、幸せを願いたい人。
それも、普通に手に入るようでなかなか見つからないもの。
一気に見つけた僕は、贅沢なのかもしれない。
でも、それも僕の選んだ道だから。
その道を進んでいって、後悔はしない。と決めているのだから。





だから、彼にも選んだ道を後悔せずに
後ろを振り返らず、進んで欲しい。
すぐに、とは難しいかもしれないけれど。
少しずつでいいから、前を見て進んで欲しい。
きっかけは、いつだって見つかるんだから。
幸せになる道調べは、いつかは見つかるんだから。









  ――ハント。僕は、道を見つけたよ。
     あんたも、選んだ道を進んでいきなよ。



     僕の、たった1人しかいない分身。
     君なら、見つけられるだろう?
     臆病な僕だって、見つけられたんだからさ。




     ……まぁ、僕は「負け」なんてしないけどね。









……こうして、1人の男のささいなお話は、終焉を迎えた。
彼らがどうなるかって?……さぁ、どうなるのでしょうね?






それは、いつか語られるでしょう。
それまでは、貴方の心の中に……。







――――――――――――


……無理やり終了万歳(待て)
うん、ごめん。夜中にまとめるもんじゃない。どっかしら可笑しいです。
慎は、これからもハントとは「協会員とプレイヤー」の関係として
見ていこう。と思っているらしいです。多分今の慎ならこういう道を
選ぶだろう。と思ったのでこの道を選ばせていただきました。
ハントと慎の仲良しを期待した方、申し訳ございませんでした。
そして、相変わらず娘の回想は砂糖はきました。今回は100杯(待て)
(追記)あ、ちなみに解説しますが、自分の中ではあの後は
     キスした後プレゼント渡す→ぎゅっと抱きついて落ち着いている間にice寝ちゃった。
     というオチになっております。やましい事考えた人は背筋100回と姐さんの爆破で(笑)




トルマリンの石は、てんびん座の誕生石のひとつなんです。
ギリジン君の誕生日設定がブログ見てたら、10月17日。と見えたので
色んな所探して、誕生石を探してみたらこれいいな。と思ったのを選択。
トルマリンがどんな効果あるかは、検索したら分かります。とりあえず因縁を経つ。という意味で
過去の嫌な因縁から守ってくれたら…と、そんな意味で彼女は選んだらしいです。
ちなみに、日にちで決めようかと思ったら見つかった石が
那智黒石(試金石)で、油断を防ぐ、秘密の守護等がありますが
策略もあったんで、その時点でアウトと踏みました。



そして、これをきっかけにとーまの誕生日は9月15日に決定。
おとめ座で、誕生石がそれっぽかったので。
花でもいいかな。と思ったけど、誕生石でも面白そうだったので
多分、あまり使う事はないと思われますが……ねw(コラ)



とりあえず、これでささいなお話は完結です。
色んな人にありがとうの気持ちと、すみませんの気持ちを。
本当に、感謝しても感謝しきれないぐらいです。有難うございました。



そして…す、すんませんでしたーーーっ!!(また脱兎)



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myuu-0240

Author:myuu-0240
AnAnやQMA等、アーケードゲームに侵食されている

中身の日記です。

基本、色々だべっててまとまりはない←





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myuu1268@yahoo.co.jp



カードデータ等はデータ参照で

An×Anのカードデータは>ここ

(2,20更新)





雑食が酷くなってる今日このごろ。どうしよう(ぁ)




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