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隠れエピソード~次男の決意&悩み inバレンタイン(あとがき追記済)




……えーと、何と説明したらいいか。
バレンタインですし、と。前回のあの発言の続き。と言うか。




とりあえず、関係者様方には非常に感謝しております。
こんな奴&次男(とーま)に付き合ってくださり、本当に有難うございます。
中はかなり暴走&相変わらずお名前をお借りしております。
もし、問題があるようだったらご連絡お願いいたしますです。



では、続きからでどうぞ。










―――2月14日。バレンタイン。



仕事が終わり、あの子を送り届けるのが俺の日課。
あの子を、危険な目にあわせないように。と。



送り届けをする時間が迫って来る。
この日の俺はいつもより非常に緊張していた。
鏡に映る顔が、必要以上にこわばっている。
さっき、たまごにもつっこまれたが「下手したら、ヤクザ。」と
言うように、目もかなり怖い。眼鏡でも誤魔化せないほどだ。
(まぁ余計な事を言ったもんだから、一発頭をどついておいたが)
とりあえず、自分でも見てて分かる。顔が怖い。と。




理由は、分かっている。
今年流行の逆チョコ。に見習って俺もあの子にチョコレートをあげる。と決意したからだ。
(外国では、元々バレンタインは男から女にあげる。と言う風習があるらしいが)
最近、俺はあの子の隣を歩いているとどうも黙ってしまい
何も話しかけられず、ただ送り届ける。というだけのつまらない時間を与えている。
しかも、義兄である慎の情報によると俺のせいで色々悩ませている。と言う事実が発覚。
これはまずい。とにかくまずい。と。
お世話になっている方の愛妹であり…俺がさりげなく気になっていた子を
困らせるとは、何という醜態を犯した事か。
……あの子を泣かせるような事だけは、したくなかったのに。




昨日、あの子はバイトに来なかった。
慎曰く、体調を崩したから。と。
体調を崩した。と聞いて心配になったが、奴は更に一言
「そろそろ言わないと、まずいんじゃないの。」と嫌味交じりに言った。
……言い返せなかった。事実だから。
だんまりになっていたのは、緊張して話せなかったからだ。
意識したら、何を話したらいいか分からず
最初は女性が苦手だったから、と理由をつけていたが
今はそうではない。本当に緊張していたんだ。
……正直、あのブランケットも凄く嬉しかったし。ケーキも美味しかったしで。
可愛い妹さんを持ったんだな。とあんちゃんさんを何度うらやましいと思った事か。
家に帰って1人、ため息を何度ついたかも覚えていない。
送ってる最中もため息をついていたし、最悪である。




手には小さな紙袋。中には小さな箱とひとつの小さなウサギのあみぐるみ。
箱には、iceがチョコレートを作った余りで作ったトリュフが数個。
あまり高級なものを作るのもどうか。と思って作った物だったりする。
あみぐるみに関しては…まぁ喜ばないのかもしれないが
いつのまにか編んでいた。という事で一応。いらなかったら俺がもらうとするか。
(ちなみにあげる時は、店で買った。と誤魔化す事にしている。編み物得意な男っつーのも
 恥ずかしいものがあるからな。うん。)
……そして、自分の気持ちを伝える。その決意を胸に秘める。
撃沈する覚悟なんて、とっくに出来ている。
こんな図体のデカい、笑わない奴の気持ちなんて伝わらないだろうから。と。
泣かせたら、とりあえずあんちゃん家に土下座の覚悟も出来た。
本当は、まだ少し怖かったりもするのだが。




鏡に映る自分の顔を、いつもの顔に無理やり戻した後。
いつもあの子の着替えている部屋へと、向かった。
……とりあえず、場所は公園でいいか。この時間帯だと多分人も少ないだろうし。
人の多い場所で渡す馬鹿は、何処にもいないだろうから。




そして、扉の前につくと目を一度閉じ、扉を数回ノックする。
着替え終わっていたのだろうか、すぐに扉が開いてあの子の姿が見えた。
いつもは、そのまま店の外へと出るのだが
とりあえず、まずは……。
「行こう、か。」
若干ぎこちない笑みを浮かべてみせて、そのまま彼女を外へと誘導した。
……うん、何処からどう見ても可笑しい。俺は何してるんだろうか。
先導を歩きつつ、顔が若干赤くなるのがバレないように顔を手で覆う。
実はこれ、慎に教えてもらったひとつの方法であったりもする。




『まずは、ぎこちなくてでもいいから笑顔向けてあげなよ。
 とーま、いっつも無表情で帰ろうか。とか言ってるからたまには変化も必要。
 正直、怖いよ。無表情で帰る。とか言われても。』




怖いは余計だ。と思いながらも実質やる辺りは逆らえないんだな。と実感する。
反応?見れなかったに決まってるだろう。すぐに顔そむけたのだから。
顔の赤みが取れた後、そのまま裏口からあの子と外に出た。
……そこで出くわした慎に、一度あの子を先に外に出させた後
「このドヘタレ。」と、言って
俺の背中を思いっきり蹴ったのは、あの子には秘密である。
(多分、状況はすぐ把握できたんだろう。奴の事だから。)




そして、帰り道。いつものようにだんまりになってしまった。
何かを話そうとしても、いざ言おうとすると何も出てこない。
情けないな。と心の中で呟いて、またひとつため息。
いけない。と思って即座に口元を隠しても事すでに遅し。聞かれている。
いつもと同じではいけない。いけないんだ。
そう考えて、一つ息をすると
あの子の方を向き、思い切って手を握って言い放った。




 「ちょっと話したい事があるから、いいか。」と。




自分でも、顔がもの凄くこわばっているのが分かる。
あの子の反応は……当然ながら、きょとん。である。
そりゃあそうだろうな。だんまりからいきなりこんな事言われるんだからな。
もしここで断られて、無理やり連れて行こうもんなら本当に誘拐レベルである。
ただでさえ、無表情で機嫌の悪い時に歩いていたら人が引く。と言われているのだから。
相手の返答を、多少ビビりながら待っていたら相手が頷くのが、見えた。
……い、一応は大丈夫って事なのだろうか。
反応を見て、手をつないだまま目標の公園まで行く。
多少、強引な手段だったかもしれないが……今の俺ではこれが精一杯である。
あとで、そのことについては謝っておこう。不快に思ったのなら。





公園につくと、運のよい事に誰もいなかった。
若干安心したようにひとつ息をすると、空いているベンチへとあの子を座らせる。
飲み物買って来るから、ちょっとここで待っていろ。と
もし何か変な人来たら、大声で俺を呼べ。と伝えて。
近場にある自販機へと向かった。
……衝動とはいえ、手を握った事に耐え切れなかったからだ。
多少慣れた。とはいってもいつまた固まるか分からない。
固まったら、謝れないし、渡す事も、伝える事も出来ない。
全て台無しになるから、せめてひとつ心を落ち着かせて。
……簡単に言えば現実逃避である。こんなにも情けない自分にため息が出ないわけがない。
気を紛らわせるために、乱暴に自販機に小銭をいれると
適当にボタンをおし、飲み物を選んだ。
まだ若干緊張はしているが、あまり待たせるのもどうかと思ったから。
頭を数回掻いて、二人分の飲み物を手にすると、すぐにあの子の座るベンチへと戻った。
あんな可愛い子、絶対放置してたら最近出没しがちな変なおっさんに
連れて行かれないはずがないからな。うん。





飲み物を渡して、俺もベンチに座って飲み物の蓋をあける。
そして、再び数分間だんまりの時間が続いた。
……いかんいかん、このままだと拉致が空かない。
あまりだんまりだと、いつものようにしゃべれず帰って後悔するのがオチだ。
相手からの言葉を待つより、誘った張本人の俺が何か言わないと。
そう思って、一度飲み物に蓋をして
相手の方に、向き合って言おう……とした。
「……えっと、何というか。いきなりですま……。」
ない。と続けようとした時だった。
お兄さん。と名前を呼ばれ、その言葉が詰まる。
あの子は、持っていた自分のカバンからひとつの箱を取り出すと俺の方へと、渡してきた。
バレンタインの、チョコレートです。と。一言付け足して。
相手も、タイミングを待っていたのだろうか。よく分からないが
目の前に出された箱を、受け取った瞬間顔が赤くなった。
ぼんっ!と言う音が、実際あるとは思わなかった。本当に。
何というか……今となってiceが彼氏さんに対して顔を赤らめる理由とか
今分かったような気がする。こういう事か。と。
有難う。という言葉が自然と小さくなるのが分かった。
本当に、情けない。すごく嬉しいのに。





もらった後……早速、横に置いていた紙袋を相手に差し出した。
顔を見て渡そうと思ったのに、いざ渡す瞬間は顔を下に向いてしまう。
あまり、顔が赤いの見られたくないからだ。
「何というか、世間では逆チョコっつーのがはやってるし……
 君にはいつも世話になってるからな。……よかったら、受け取ってくれないか。
 いらなかったら捨ててもいいから。」
自然と、早口になるのが分かる。
伝わっているかどうかも、疑問になってくる。
顔を向けられず、顔も笑えずで渡した逆チョコ。
押し返される事を、覚悟して相手の反応を待っていたら、帰ってきた。





 「おにいさん、ありがとう。」





ゆっくりと顔を向けると、その顔は微笑んでいた。
純粋に微笑むその顔が、とてもかわいらしくて。
それに比べて、俺と来たら驚いた顔なんかして
鏡で見たら、本当に情けない顔をしているだろうな。
顔は赤いまま、眼は丸いまま。
それでも、嬉しいのか目は若干微笑んだ。
安心する。とはこの事を言うのだろう。きっと。
何で、こんなに純粋な言葉を俺に向けるのだろうか。彼女は。
嬉しくて、嬉しくて。
でも、そんな彼女に俺はもやもやさせたり困らせたりしたのだから。
まず、その事を謝らないと。と。
そう思いながらも、俺の手は自然と彼女の手に添えていて。
その勢いで顔は下を向いたまま……言った。





 「困らせたりして、ごめんな。
  だんまりとかで、一緒に帰ってても面白くなかっただろう。
  ……本当は、緊張していた。それだけだった。


  ……今度からは頑張る。困らせたりなんかしない。
  だから……その、嫌いにならないでくれ。
  困らせていた事は、謝るから……。」




 


言いたい言葉は、まだ一つあるけれど。
今の俺が言えるのは、それだけ。
嫌いになるな。と言われて戸惑わないのも可笑しいと思うけれど。
とりあえず、この事だけは伝えたかった。
……彼女から、どんな反応が来ても覚悟はしている。
本当に、伝えたい事は一緒に入れたカードに潜めておいた。
気づく事は、ないと思うけれど。






 『好きだ。』という言葉を。







―――――――――――――


……ずっとこれを打っていた時に思った事。


とーま、絶対おとめ座だろう。


何というか、こうなりました。
ツン子ちゃんの赤目フラッシュは、ちゃーんと受け取りましたよ!!
ただ、赤くなってるのは気づいてたとしてもとーまは何にも言ってませんがね!!
(というか打ってない。打ててない/ぁ)


(追記)
とーま、何で触れてるの。というツッコミがありそうですが
あの後、色々修行してなれさせた。という事にしておいてください。
そして、少々強引なのは奴の照れからの行動であります。
……情けないやつなので、こいつは。

ほんと、問題あるようだったら連絡お願いいたします。
と、とりあえず今は逃げるのみ!!(脱兎)

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Author:myuu-0240
AnAnやQMA等、アーケードゲームに侵食されている

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基本、色々だべっててまとまりはない←





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カードデータ等はデータ参照で

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雑食が酷くなってる今日このごろ。どうしよう(ぁ)




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