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お題:夏の日の恋「つ 冷たいものでも飲みませんか?」



2個目。
今度も協会員カップル。というか夫婦。みたいな……。
多分、世間はこの二人にこんなイメージは持ってないと思われそうですが。・



砂糖警報はついてますが、何と言うか
今回は何かしら、ツッコミがきそうだ。
それが許される方のみ、どうそ。







夏は、敵である。
夏を生み出した、この世界をうらみたくなるほどだ。
結成した時に、黒スーツが絶対だ。と決めたのは自分だけど。
まさか、こんな地獄になるとは。




セミが五月蝿く鳴き、太陽が照りつける猛暑日。
こんな暑い日にも、元気で遊ぶ子供の声はする。
しかし、ある家ではぐったりしている父と、それを心配する娘の姿が。
父の方は赤いワイシャツの前を何個か空け、ソファーで横になり
顔に濡れタオルをのせ、セミの鳴き声をうざったそうに聞きながら、暑さに耐えている。
娘の方は、そんな父を心配そうに見つめながら
父に扇風機と団扇で風を送りつつ、シャツと短パン一丁で暑さに耐えている。
(協会員のスーツは、暑いからや!!といって脱いだ。との事。)
それでも、比較的暑いのは変わらない。むしろ日が最高潮に昇って
しかも、風ひとつ吹かない真昼間では、無理にも程がある。
クーラーをつけたらいいのだが、運の悪い事にリモコンの電池が切れてしまった。
だから、こうやって熱を飛ばしてもらっているのだが……。





――この男、実は暑いのが非常に嫌いである。
結婚して今の仕事につくまでは、それこそ比較的暑くない避暑地に避難して
夏が過ぎるまで、そこから戻らなかった程。だ。
(戻ろう。といっても暑いから嫌だ。と駄々をこねていた程らしい)
だが、今はそうもいかない。この協会を束ねる者としては
下手にそこまで休みもとれず、色々指示も出していかなければならないのだ。
だからこうして我慢して、娘に協力してもらい熱をとろうとしているのだが……。
どうも取れない。これも今まで暑さから逃げていた自分への罰なのだろうか。
現在、自分の妻はクーラーのリモコンの電池を買いにいってくれているが
正直、早く帰ってきてくれないか。と何度も願っている。
元々、身体はあまり強い方ではない自分の身。
早く涼しいクーラーの中、ひと時の休憩時間を……。






「ただいま、帰りました。」
「ボス、大丈夫ですかー?!」
……リビングの扉の向こうから、2つの声がした。
ひとつは、いつも聞き慣れている男の妻の声。
そして、もうひとつはその男の部下である糸目の男の声。
「あ、ままとぴーすけ!!おかえりぃ!!」
二人の声が聞こえるや否や、娘はすぐに立ち上がって
リビングに入ってきた自分の母に、ぴょこぴょこと飛びついた。
「おかえり、マル。いい子にしてた?」
「うん、ぱぱのあついのとってた!!まる、いいこ?」
にこにこ笑いながら言う自分の娘の姿に、クスクス笑いながらも
妻は、優しく娘の頭をなでる。
そんな二人をほほえましく見ながら、部下の男は上司に近づくと
タオルに隠れている顔を見つめ、苦笑を浮かべて言った。
「大丈夫ですか、ボス。今すぐ電池取り替えますからね。」
「……あぁ。」
普段から口数の少ないこの男、暑さにやられているせいか更に少なくなっている。
仰向けにしていた顔を横にした瞬間、ぽと。と濡れタオルが床に落ちた。
そこから見えたのは、寝不足と暑さで完全にやられた顔。
しかも真っ青に青ざめている。どれだけ暑さに弱いんだこの男は。
その顔を見て、部下は細い目を丸くして驚いた。
「うわっ!!ボスすっごい顔になってませんか?!
 尋常じゃないぐらい悪いですよ、そんなに暑さ駄目なんですか?!」
「……気にするな。というか、何でお前が……ここに。」
気にするな。といわれても無理なものがあるだろう。
そう思いながらも、部下は頭を抱えながら説明をする。
「何故って、買い物してたら偶然レイさんに会ったんですよ。
 荷物重そうだったから手伝って……と。」
説明している時、いきなり娘に後ろから服を引っ張られる部下。
その瞬間、バランスを崩して床に座り込んでしまった。
「な、何するんですか。マルグレーテ!!」
「ぴーすけ、くーらーはやく!!あっついのぉ!!」
娘は、部下の服をぐいぐい引っ張ってねだっている。
「わ、分かってますよ。とにかく、今すぐクーラーをつけますからね?!」
娘にせかされ部下は、慌ててリモコンの中ふるい電池を取り出した。
その光景を、男はじっと見詰めているだけだった。






クーラーの電源が入れられ、涼しくなった室内。
落ち着いたのか、男の顔色は大分よくなった。
じっと心配そうに見つめていた娘も、父のよくなった顔に満足そうに微笑んだ。
「マルグレーテ、よかったね。ボス元気になったみたい。」
優しく微笑む部下の男に、娘は何度もうなづいて答えた。
「……すまんな、ピースケ。迷惑かけて。」
「かまいませんよ。どうせ今日暇でしたし。」
ひとつ。大きくため息をついて一言。
その言葉に、部下は首を横に振りつつも答えた。
「ぴーすけひまだったの?くいずのおしごとはぁ?」
「今日はボスやマルグレーテと同じで、休みですよ。
 今はアレキサンダや、ミヨコが頑張ってくれてます。」
隣でじっと父を見つめる娘に、部下は説明する。
娘はそっかぁ。と軽く返して、父に新しい濡れタオルを頭を乗せた。
「暑いのに、大変ね。ミヨコさん達も。」
そこに、妻が氷の入った麦茶のコップを乗せたトレーを持って
傍にあるテーブルへと乗せ、微笑む。
「さぁ。冷たいお茶を入れたから、ピースケ君もどうぞ?
 彼の看病は、あとは私がしておくから、ね?」
「有難うございます。じゃあマルグレーテ。
 向こうの部屋でゲームでもしながら、一緒に飲もうか。」
「え~、なんで?まる、ぱぱといっしょに……。」
父の傍を離れない娘に、部下はいいから。とその身体ごと抱き上げて
自分と娘の分のお茶が乗ったトレーを手にとり、娘ごと向こうの部屋へと足を進ませた。








「……気を利かせたつもりか。奴は。」
二人きりになったリビング、男はぼそり。と呟いた。
その言葉に、妻はくすり。と笑って言った。
「さぁ。私には分かりませんよ。彼の考えている事なんて。」
妻はその場に座り、さて。といってグラスを手にする。
「お茶、飲めそうですか?」
横になったままの男に、そっとお茶のグラスを近づける。
男はゆっくりとそのグラスへと手を伸ばすが、どうも力が入らないのか
グラスを持とうとしても、落としかけてしまう。
それを抑えるように、妻はそのグラスに手を添える。
「大丈夫ですか?よかったらストローを持ってきますけど……。」
「いや、いい。子供じゃあるまいし。」
ゆっくりと頭を抱えながら、上半身を起こす。
それでも、まだふらついているのかすぐに倒れそうになった。
「あらあら。もう……この様子だと、駄目みたいですね。
 氷だけでも、口にしないと。最近は、室内で熱中症とかもあるみたいだし……。」
男の額を手に沿え、熱がないかを確認する。
熱はないようだ。やはり暑さにやられているだけのようだ。
グラスから氷だけを取り出すと、少しだけ開いた口に優しく押し付ける。
冷たさに一瞬眉を曲げるが、そのままその氷を口に含んだ。
……ただ、思考がやはり低下しているらしい。そのまま妻の指も舐め、含んだ。
「と、ちょっ……あなたっ。」
「……あぁ、すまん。」
妻の声に我に返った男は手を添え、妻の指をそっと口から離した。
氷だけ含まれ、口の中でひやり。とした冷気が広がった。
妻は少々頬を赤らめながら、少しでも冷やそうと濡れタオルで首元を拭く。
「本当に、暑さに弱いんですね。そこは全然変わってない。」
首元をある程度ふいた後、僅かに開かれたボタンを外し、露わになった肌をタオルで拭く。
くすぐったいぞ。と言われたが我慢してください。と返した。
「……そうだな。それでお前に看病されるのも、いつもの事だ。」
拭かれながらも、男は苦笑を浮かべながら、言った。






「でも。」
一度手を止め、妻は男の身体を拭く手を止めた。
そしてそのまま、顔を近づける。
男は、そんな自分の妻の身体を抱き寄せた。
「私は、そんな貴方が好きですよ。」
優しく微笑んで、妻は男に少し触れるだけの優しく口付ける。
恥ずかしいのか、その後すぐに顔を離したのだが。
冷たい。と一言だけいい、目線を逸らした。
男は、そんな妻をゆっくりと抱き寄せると自分の方へと顔を向け
俺もだ。とギリギリ聞こえるような声で言い、今度は自分から口付ける。
妻は、その言葉を聞いて嬉しそうに微笑んだ後、ゆっくりと目を瞑り口付けに答えた。
普段は、あまり言わないその言葉。暑さでやられているせいか。
氷で冷えたその唇が、更にいとおしく感じた。





暫くこのままでいたらいいのに。
この時だけは、妻は夏の暑さに感謝をしたという。







――同時刻、向こうの部屋にて。



「ねー、ぴーすけ。」

「何ですか。マルグレーテ。」

「ぱぱって、あついのきらいなくせにままといちゃいちゃするよね。」

「ん、まぁ……それとこれとは別なんですよ。
 と言うか、何で知ってるんですか。」

「まる、てんさいだもん。ぱぱってしごとちゅうはままにそっけないけど
 いえで、まるがみてないときはらぶらぶだもん。」

「は、はぁ……そうですか。 
 (ボス、あれで一応愛妻家で愛娘家だからなぁ。」

「そうなのー。
 ぱぱもままも、まるをごまかすなんて、ひゃくまんねんはやいよぉ。」

「そう言う問題ですかねぇ。
 まぁ、いつかマルグレーテも好きな子が出来たらわかりますよ。
 (……多分、あの娘馬鹿のボスの壁を越えるのは、難しいと思われるけど)」

「ぴーすけは、いないの?そんなひと。」

「……悲しき現実ですが、僕にはいません。」

「まんがいちのときは、まるがおよめさんになってあげるよ?」

「……気持ちだけ、受け取っておきます。
 (そんな事したら、ボスに殺される……!!)」



夫婦がいちゃついてる中、こんな会話をしている二人でした。
(後日、この会話をしている事がバレてマーティに叱られるピースケであった。)




―――――――――――――




簡易自己設定


マーティ(SSリーグエンタメ担当協会員ヒゲ)

アンサー協会をまとめるボス。一番えらい人。
普段は無愛想、仕事にも厳しいボスだがたまに優しい一面を持つ子煩悩パパ。
仕事中は見せないが、家では嫁と娘と溺愛している。
特に娘に関してはかなりの愛を注いでいる。いわゆる娘馬鹿(笑)
レイとは昔からの許婚で、婚約破棄もする事なくそのまま結婚した。
性格上なかなか言えないが、結婚記念日は大切にしてるなど意外と妻思いだったりする。


レイ(SSリーググル生担当協会員セミロング)

主に協会の女性協会員をまとめている、2番目にえらい人。
優しく笑顔の耐えない性格。ある意味純粋な性格。SSリーグ協会員の癒し担当。
仕事中も、疲れている皆のために差し入れをしたりとよいお母さん的存在。
マーティとは昔からの許婚で、実は昔から好いていた存在でもある。
今は娘のマルグレーテも生まれ、幸せな家庭を築いている。


マルグレーテ(SSリーグ歴地社担当ツインテ)

協会最小にして最強の協会員。別名マルグレーテ様。マーティとレイの娘。
父の頭脳と母の勘の鋭さを受け継ぎ、難問もスラスラ解く天才児。
ある意味恐れられている最強の存在。でもまだ精神的に子供なので負けたら大泣きする。
パパママ大好きっ子。特に無愛想でも優しいパパが大好き。
最近はピースケがよくかまってくれるので、協会員の中で一番お気に入りなんだとか。


ピースケ(SSリーグ漫アゲ担当担当糸目)

マーティ腹心の部下。一番マーティと古い付き合いだったりする。
普段はマーティをレイと共に支え、マルグレーテに振り回されたりと
かなり忙しい毎日を過ごしている。生真面目な苦労人。そして空気の読める男。
恋人が出来なくて悩んでいるらしいが、実は気づいてないだけのニブチンな男。
実はエリオン(SS協会員ショート)とクライン(SS協会員デフォ男)に好かれているのだが
どっちも自然科学(ピースケの苦手ジャンル)なので、微妙な気分らしい。



……なんだこの夫婦は(笑)
とりあえず服脱がそうとすな、自分よ。


An×Anでマーティ×レイ。協会員夫婦で。
といっても、夫婦は今の所こいつらだけなんですけどね。
恋愛厳禁に見えそうなこの協会、もうこいつらがこんな感じなんで
完全恋愛フリーです。というか禁止したら矛盾発生しますしね。
夫婦はこんな感じで、普段は無愛想なボスも
暑さにやられたようです。ラブラブです。



さぁ、どっからつっこみましょうかねぇ!!(笑)
とりあえず、マーティファンの方には土下座ですな。うん。

コメント

(*ノノ)

ああああ。
あああああああ!(うるさい)

あああもう…良いっ! 大好きです!
寡黙なマーティも穏やかなレイ様もそんなマーレイも素敵すぎます!!
ひょっとしたら、myuuさんが書かれる協会員カプの中で一番好きかもしれません…!

そして…マルグレーテ様、家庭内でも侮れませんね(笑)。

どうもですw

有難うございます^^

いやぁ、いろんな所でマーティの性格が
出てくる中、自分のはどうかなぁ。と
今でも結構悩んでたりするのですが
そう言っていただけて嬉しいっす。
…この二人は、年中こんな感じですって事で(笑)

だって、マルグレーテ様ですもの(爆)
最年少で最強。これが自分の中のマル様イメージですからw
Secre

プロフィール

myuu-0240

Author:myuu-0240
AnAnやQMA等、アーケードゲームに侵食されている

中身の日記です。

基本、色々だべっててまとまりはない←





ピクシブ
ここから


メール等はこちらからお願いします



myuu1268@yahoo.co.jp



カードデータ等はデータ参照で

An×Anのカードデータは>ここ

(2,20更新)





雑食が酷くなってる今日このごろ。どうしよう(ぁ)




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