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忘れていたモノ




前ブログに(以下略)
ポケモン救助隊にてヒョウガ(ニューラ♂)→メリクル(カメール♀)
逃亡生活時の話。ヒョウガ視点で。







ふと気がつくと、俺の行く道には君がいる。




キュウコンに頼まれて、監視をしているだけの生活。
この生活も、もうすぐ終わろうとしていた。
今、俺が監視している子はようやくキュウコンに会おうとしている。
全身ボロボロになりながらも、自分の無実を証明するために。



彼女の目は、希望を失ってはいなかった。
それは、隣にいる彼女の相棒の為か。もしくは自分の為か。
ずっと、群青の洞窟から彼女の行動を見守っては来たけど。
何度追いつかれそうになっても、足が止まる事はなく。
彼女と、彼女の相棒は確実に前に進んでいっていた。




――……人間世界から来た少女を守れ。彼女は災害を止める軸となるかもしれない。
もし、彼女が殺されるような事があれば、その身を滅ぼしても守ってくれ。
万が一、彼女が誤って死す事があったらこの世界は……。




それが、俺が受けたキュウコンの命令。
最初はあまり興味はなかったけど、見ていくうちにだんだん目が離せなくなっていく。
それが、彼女のチカラなのかは俺にはよく分からない。
でも、そのチカラは彼女の相棒に絶望。と言う言葉を与えはしない。
逆に、希望。と言う言葉を与えていく。まるで魔法のようにその言葉を与える。
……だから、ソルフェスも惹かれたのであろう。
興味のある事以外に責任感を持たぬ彼が、ここまでのめりこむはずがない。
先ほどから彼を見ていると、少女に向かう敵を次々と大剣を振り回してなぎ倒していく。
フリーザーの命令だったとしても、あそこに必死になる彼を見るのは始めてだ。
……彼女は、そんなチカラを持っているのに気づいているであろうか。
多分……気づいてはいないだろうと思うが。




暫く追い、彼女はやっとキュウコンのいる間へと辿り着く。
しかし、そこには彼女を追っている救助隊の姿が。
FLB……と言っただろうか?ゴールドランクの救助隊らしいが
俺は、正直興味は持ってはいない。
どれくらい強いのか、しいて気になる所を言うならそこだろう。
武器を構え、彼女に迫る彼等に、彼女はゆっくりと歩み寄る。
相棒もソルフェスも、先ほどの戦いで深傷を負っていたから。
せめて、自分が盾になって彼等を守ろうとでも言うのか。
「(……FLBがどれだけ強いかは知らないが。あの子に死んでもらっちゃ困るからな。
  三人相手で勝てるか分からないけど……やってみるか。)」
俺は、万が一を思ってナイフを取り出しいつでも出れるように身構える。
正直、相手方には俺の苦手な炎と岩タイプがいる。
勝てるかどうかは分からない。だがこれもキュウコンの命令だから。
少女を守って、真実を伝えさせるために。
……どうかしている。いつもならこんなに、1人の少女の為に必死になんてならない。
それだけ、彼女に興味を持っていると言う事なのだろうか。
……そんな俺の思いをよそに、彼女はしっかりと目の前を見つめながら、こう言った。





「諦めないよ。私。
 ひぃちゃんも、ソルフェスさんも……ずっと私を守ってくれたから。
 私がサーナイトを見捨てた人間かもしれないのに。
 ずっと、私がそうじゃないって信じてくれたから。
 今度は私が守ってあげる。……絶対に!!」




彼女の目が、一瞬鋭くなった。
……キュウコン伝説の人間は、サーナイトを見捨てて逃げたと言う。
でも、彼女は決して逃げる事を選択しなかった。
分かっていたはずなのに、彼女がその伝説の人間ではない。と言う事を。
その言葉を聞いた時、一瞬時が止まったような感覚に襲われる。
何故だろう。これも彼女のチカラなのだろうか。
……だから、ここまで来れたんだろうか……。






もし、そうだとしたら……彼女は………。







「やぁ、始めまして。……ソルは、久しぶりだったかな?
 まぁどうでもいいや、しっかしあんた達凄いねぇ。ここまで来るなんて。
 ずっと見守ってたけど、俺の出る幕全くなかったよ。本当に。」
真実が明かされ、あっけらかんとした態度で話しかけながら姿を現す。
でも、正直内心驚いたままだ。
態度は上辺だけで、心の中はこんなにも波打ってる。
少女の相棒は、俺の言葉に驚いているのかきょとん、とした顔で俺を見ている。
「……貴様、つけていたなら何故助けなかった。」
ソルが、少しドスの聞いた声で俺に尋ねる。
「だって殺されそうになった時に助けろ。って言うのが命令だからさ。
 見ているとそんな滅茶苦茶ヤバ気な所なかったし……樹氷の森の時だって
 ソルが俺より先に、助けちゃったじゃんか……。」
「……あれは、アイツが最近苛立ってるし何し出すか分からないから止めただけだ。
 普通なら……止めたりはしなかった。」
淡々に喋りかけるけど、目線は俺に合わせようとはしない。
あれは、ソルが内心バレないようにと、何かしら誤魔化すサインである。
誤魔化しているつもりだが、バレバレだよ。ソル。
まぁ、俺の態度も多分ソルにはバレバレなんだろうとは思うけど。
「……えっと、あの、貴方は……。」
彼女の相棒君が、俺に恐る恐る尋ねてくる。
俺は、そんな彼に目を細めて微笑みながら言う。




「俺の事?俺はヒョウガ。ただのそこらへんにいるニューラだよ。」




この紹介はある意味、見苦しかっただろうか?
隣にいるソルが、少し苦い顔をしている。
相棒君も「は、はぁ……。」と唖然としたまま答えるだけだ。
でも、少女だけは違った。
じっと俺を見つめて、そして優しい笑顔を向ける。
そして、丁寧に頭を下げて、こう言った。






「ヒョウガさん?私、メリクルって言うの。宜しく!!」






屈託のない優しい笑顔。
さっきまで、絶望の淵に追い込まれてたとは思えない程。
太陽のように明るく、淡い光のように優しい君。
それが、ソルも俺も変えていったのだろうか。
もしかしたら、俺も彼女に惹かれているのかもしれない。
この、元人間だった少女に……。






「知ってるよ。俺、ずっとあんたを見守ってきたからね。」
俺は、メリクルちゃんに対して優しく微笑み返しながら、そう言った。







――――――――――――――


唐突にヒョ→メリが書きたくなって書いた文。
最初は、ヒョウガは偶然地底遺跡で会った。と言う設定だったんですが。
逃避行中に、ヒョウガはキュウコンの命令で彼等を偵察していた……と言うのがあったら
面白いなぁ。と思い書いてみました(爆)
この後、彼は救助隊には入りませんがメリクル達を見守る為に同行します。
彼女が、人間世界に帰ってしまう事は知っていたので……。
実質、救助隊に入るのは地底遺跡侵入時。ミュウと会う時です。
すぐに入っても良かったんですが、まだキュウコンの使命を完全に終えてはいなかったので。


本命はヒノメリですけどね!!(ぁ)

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